製品概要

VPU ネイティブ・インフラストラクチャー

動画処理に特化した VPU ひとつで、
エンコード処理能力が 10 倍
消費電力が 20 分の 1 に

この性能を生み出しているのは、動画処理専用チップ「VPU」です。VPU単体で導入しても、あらかじめ組み込まれたサーバーごと導入しても、得られる効果は同じ。運用のしやすさを重視する方には、ブラウザだけで操作できる管理ソフトもご用意しています。

シンプルに選べる 3 つのタイプ

VPU カード

サーバーに挿すだけの動画処理専用チップ。世界中の企業が、コストを抑えながら大規模な配信をこなすために選んでいます。

VPU サーバー

チップ選びから悩みたくない方向けに、動画処理の性能を最大限引き出せる形であらかじめ組み上げたサーバーです。

Bitstreams

どんなに高性能なチップも、扱いにくければ現場で使われません。ブラウザ操作だけで配信の設定・監視ができるようにする管理ソフトです。

VPU カードは 4 種類

どれも中身の設計思想は同じです。違いは
「どこに挿すか」
「どれだけの規模で使うか」
お使いのサーバー環境に合わせてお選びください。

スクロールできます
T1MT1UT1AT2A
位置づけ組み込み機器・省スペース向けOEMモジュールデータセンター・汎用映像基盤向けの標準モデル消費電力・熱管理を重視した精密設計モデル2チップ搭載で最大密度を狙うモデル
搭載チップ数1基1基1基1基
形状M.2U.2(2.5インチ)PCIe(AIC)PCIe(AIC)
消費電力8〜10W17W20W40W(カード全体)
エンコード処理: 1080p30 20本32本32本64本
エンコード処理: 4Kp305本8本8本16本
デコード処理: 1080p3025本48本48本96本
デコード処理: 4Kp306本12本12本24本
対応コーデック: エンコードH.264・HEVC・AV1・JPEG
対応コーデック: デコードH.264・HEVC・VP9・JPEG
AI 処理性能なし18 TOPS18 TOPS36 TOPS
組み合わせるサーバーQuadra Mini Server全 Quadra サーバー1RU Quadra Video Server1RU Quadra Video Server

サーバーは 2 種類

チップを個別に選ぶ余裕がない、まずは完成形で導入したい。
そんな場合は、あらかじめVPUを組み込んだ
2 種類のサーバーからお選びいただけます。

スクロールできます
Quadra Video ServerQuadra Mini Server
向いている環境高密度な本番運用、データセンターでの大規模導入現場・地方拠点・ラボなど、小規模な設置環境
プロセッサAMD EPYC(x86)Intel 第13世代 Core i7(x86)
VPU搭載数T1U x 10基T1M x 1基(内蔵)
サイズ1RU1RU(ハーフラック)
消費電力 約500W約138W
エンコード処理: 1080p30320本20本
エンコード処理: 4Kp3080本3本
デコード処理: 1080p30480本25本
付属ソフトBitstreams(プリインストール済み、利用にはライセンス有効化が必要)、FFmpeg・GStreamer・libxcoderにも対応
AI処理性能150 TOPSなし

VPU 導入前と導入後

変化するのは、処理層ただひとつ。それより前の工程も、後の工程も、今のままです。

映像を取り込む仕組み、配信を制御する仕組み、そしてできあがった映像を届ける経路。
そのすべてに手を加える必要はありません。
既存の運用フローを壊さずに、処理の部分だけを VPU に置き換えます。

よくあるご質問と答え

そもそも、何のためのVPUですか?

大量の動画を、継続的にエンコード・デコードし続けるための専用機器です。これまでCPUやGPUで処理していた部分のうち、「処理能力が足りない」「電気代がかさむ」「安定して動かし続けられるか不安」といった課題を抱えている箇所を置き換えます。

導入したら、今のCPUやGPUは使わなくなりますか?

いいえ、そのまま使い続けられます。置き換わるのは「動画処理」に使っていた部分だけです。それ以外の一般的な処理や、AIの学習、グラフィック処理などには一切影響しません。

何でも処理できる万能な機器なのでしょうか?

いいえ、そこは正直にお伝えします。VPUは動画のエンコード・デコードに機能を絞った専用機器です。汎用的な計算処理やAIモデルの学習用途には使えません。その分、動画処理においては専用設計ならではの性能を発揮します。

これは大きなプラットフォーム変更になりますか?

いいえ、あくまで「処理する部品を置き換える」という規模の話です。アプリケーションの構成やデータの持ち方、クラウド戦略といった大きな枠組みには影響しません。

特定のベンダーに縛られることになりませんか?

そうした心配は不要です。既存の映像処理フレームワークやインフラにそのまま組み込める設計なので、パイプラインの管理や監視は引き続き御社側で行えますし、元の構成に戻すことも可能です。

もし想定通りに動かなかったら、どうなりますか?

段階的に試せて、後戻りもできる導入方法です。ベンチマークや実運用で期待した結果が出なければ、業務を止めることなく、これまでのCPU/GPUでの処理に戻せます。

まずはクラウド上で、無料で試してみる(30日間無料トライアル)